22 Dec 2019

2019年12月21日
悠遊の森でツリーハウスを作ることから活動を広げ続けている学生団体clownの同窓会にお呼ばれして行って来ました!
何よりも嬉しかったのは、現在のclownの前身で「TMP」として、初代のツリーハウスプロジェクトを立ち上げた河北君に会えたこと。
実は河北君と悠遊の森でツリーハウスを作ろうという話が出たのは、僕が悠遊の森に就職する直前の6年半前。
たまたま大路こどもの森でされていた「関大のツリーハウス作り合宿」にお手伝いと懇親会に参加していたのが河北君。
悠遊の森に入社したら何しようかなぁ思っていたところに、ツリーハウス作りたいんですけどとそこで出会って相談してきたのが始まりでした。
入社後、橋本施設長に土地を所有されている地域の方に相談していただいて、オッケーをいただけました。
とはいえ、いきなりツリーハウスは不安だなぁ・・・ということで、「コテージの前にレンガとかでBBQコンロを作って!」と依頼。
建築サークルの子達を集めて、1週間ほどで完成したということで、帰っていきましたが、水平取れてなかったり、レンガも崩れたりで正直使える代物ではなく大失敗・・・。
これはお客さんに使ってもらえないということで、橋本施設長が「僕が直すわ~」と言ってレンガ剥がして修理して、作り直しました。
ここで、リーダーの河北君に「正直BBQコンロで、この状態なのに人が遊んで怪我する可能性のあるツリーハウスを作らせるわけにはいかない。」ときっぱりと伝えました。
そこから彼の目が変わり行動も変わりました。
そして、関大のプロジェクトでも関わられていた、細見工務店の細見さんに相談し、場所は貸すけど悠遊の森にツリーハウスを作るお金はないと伝えていたので、予算も大学からの補助金を申請して取ってきて、設計をこちらの意向に合うものをと設計担当の子達と相談に来て、これならいけるだろうということで、スタート。
9月に入ってからの夏合宿で、工期もだいぶ厳しい中、ツリーハウスの形が何とか出来上がりました。
階段等、足りないパーツもあったので、それは次回に引き継ごうということで、次の春合宿にはそれも完成させました。
その2回ともいろんな人をたくさん集めてきて、一回の合宿で延べ60名以上いたそうです。
それから意志が引き継がれ、滋賀や京都、いろんな場所でツリーハウスを作る学生団体clownとして活動していきました。
どんどん活動の幅を広げながら、なんと今では200名前後のメンバーが集まる団体になっているそうです。
その後も、悠遊の森でも、補修や解体、解体後の別のオブジェの制作等で関わり続けてくれています。
その年その年で、メンバーや幹部も変わるし、段取り悪かったり、失敗もいっぱいしています。
でも特に幹部として、やり切った彼らにはそれぞれ何か残っているのかなぁと。
さらに、そこにお手伝いで参加していた近畿大学の学生が、別のツリーハウスを作る団体を立ち上げ、それぞれのツリーハウスでイベントしたり交流する中になっているとか。
もう一つ、一番びっくりしたのが、なんと!「Appleのmac」のCMに出てるのです!
悠遊の森の「いろは」の模型も一瞬映ってますよ!
YouTubeページ↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=naY8GKfeF3Q
Appleの学生向けページにも載っております。
Apple学生向けページ↓↓↓
https://www.apple.com/jp/mac/gakusei/
CM始まった時期には駅ででっかいポスターやらにもなっていたそうです。
聞いてなかったので、「さすがにそれは言ってくれよ!」って突っ込みました(笑)
あの時の出会いがきっかけで、いろんなところに広がっているんだなぁとしみじみ感じました。
また大学卒業して、社会人やってる子達と会話してると、「あの時めっちゃ恥ずかしいことしてたし、社会人やったらあり得なかったなぁって今になって思います。いろんなことに気づくきっかけになりました。」って。
「まぁそんなもんでしょ!」って返しましたが、失敗した経験も含めて、経験したことに意味があるから全然OKだと思うんですよね~。
僕だっていろんなことにチャレンジして、その度にいっぱい失敗してます。
10個チャレンジして、本当に成功だなぁって思うのは1~2個な気すらしてます。
もうちょっと精度あげたいとも思いますが(笑)
一つやって一つ失敗して凹むなんてのはチャレンジしてないのと一緒なんじゃないかなぁと思っちゃうぐらいです。
10個チャレンジしてたら失敗してもやるべきこと他にあるから次にいこ!ってなるんですよね。
それで乗り越えたものが一つでも出てくれば、自分の自信になる。
チャレンジするのに自分にとってのいろんなリスクを考えちゃう気持ちはわからないでもないですが、チャレンジしなかった時の後悔の方が大きい気しかしないんですよね~。
そういうことを考えさせてくれて、こうやって彼らの活動の報告を聞けたこの同窓会に参加できて僕は幸せです♪
また継続してやっていきたいってお話も出てるので、今回来れなかったメンバーとお話しできる日を楽しみにしています。
花田
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